月別: 2020年6月

幸せな生活の探求

 「えっ! これ電気で動いているんじゃないの?」  納戸から出て来た蓄音機にかけたSPレコードの音を聞いた孫の第一声です。この話、若い人には通じないと思いますが、続けます。  私たちは今、電気を大量に消費する社会で暮らしています。この電気に頼った安寧な暮らしが、ひとたび洪水や地震などの大災害に見舞わ…
大学進学+α

小論文第8回 「超高齢社会」の問題点

 高齢化は「少子高齢化」として、少子化とセットで論じられることの多いテーマです。「少子高齢化」とは、子どもの数が減る少子化と、高齢者が増える高齢化が同時に起きる現象をいいます。日本では1990年代から社会への影響が問題視されてきました。  戦後といわれる1950年代の日本人の平均寿命は男女とも50歳…
学習のアドバイス

3分の1

 6月5日の厚生労働省の発表に、いまさらながらに驚いた。2019年の出生数が86.5万人だという。最多は1949年、団塊の世代の249万人です。次のピークが1973年、団塊の世代の子供たちで209万人。大雑把に言うと、2019年に生まれた子供は、団塊の世代の3分の1しかいないということです。  なん…
大学進学+α

小論文第7回 進む少子化

 この6月5日、厚生労働省より人口動態統計が発表されました。それによると2019年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に平均何人の子どもを産むか推計した数値)が1.36で、前年を0.06ポイント下回ったそうです。  日本における少子化は1970年代から徐々に進んでいます。第二次ベビーブームといわれた1…
学習のアドバイス

学びの菌糸(キノコ)

 キノコはスゴイ! 私のことではありません。ここで登場するのは梅雨に出てくるキノコです。漢字で書くと茸、木の子が語源のようです。菌糸と書いたりすることからも分かる通り菌です。平たく言うとカビです。キノコは傘を作ったり作らなかったりややこしいのですが、研究発表ではありませんので、ここではキノコと菌とを…
大学進学+α