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小論文第10回 「3R」の取り組み

 芸人兼ゴミ清掃員として話題のお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一氏、過日のラジオ番組にゲストとして出演し、ゴミ問題の「3R」を語りつつ、個人名の書いてある書類などの可燃ごみを無防備に捨てるのは危険だと指摘していました。3Rとは、持続可能な循環型社会の形成のために必要とされる取り組み、リデュース(…
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小論文第9回 「フリーター」という生き方

 「フリーター」という言葉をご存じでしょうか。「フリーアルバイター」が略されたもので、生活のため働きはするが、自分のやりたくない仕事には就きたくない、責任ある仕事もいや、自らの思うがまま自由に生きていたいと考える若年層の人たちのことです。  1980年代のバブル経済期の日本において、フリーターという…
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小論文第8回 「超高齢社会」の問題点

 高齢化は「少子高齢化」として、少子化とセットで論じられることの多いテーマです。「少子高齢化」とは、子どもの数が減る少子化と、高齢者が増える高齢化が同時に起きる現象をいいます。日本では1990年代から社会への影響が問題視されてきました。  戦後といわれる1950年代の日本人の平均寿命は男女とも50歳…
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小論文第7回 進む少子化

 この6月5日、厚生労働省より人口動態統計が発表されました。それによると2019年の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に平均何人の子どもを産むか推計した数値)が1.36で、前年を0.06ポイント下回ったそうです。  日本における少子化は1970年代から徐々に進んでいます。第二次ベビーブームといわれた1…
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小論文第6回 「ら抜き言葉」に注意

 「ら抜き言葉」とは、本来「食べられる」「見られる」「寝られる」のように表記すべき言葉を「食べれる」「見れる」「寝れる」と「ら」が抜け落ちた形で表記する言葉を言います。  文化庁が発表した「国語に関する世論調査」(2015年)によると、ら抜き言葉を使う人が多数派になったとあります。テレビを見ていても…
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小論文第5回 小論文に正解はあるのか?

 前回のブログ、小論文第4回「救急車 もう限界です」を読んだ高校生から質問が寄せられました。 「『救急車を有料化することに対して、あなたはどう考えますか。』というこの問いに答えるのはけっこう難しいと思いました。初歩的な質問で恥ずかしいのですが、小論文に正解はあるのでしょうか。もし正解はなくて、存在す…
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小論文第4回 「救急車 もう限界です」

 昨年(2019年)暮れの新聞に、「救急車 もう限界です」と救急車の適正利用を呼び掛ける、福岡県のある消防署の自作ポスターの話題が掲載されました。現在の日本では119番で救急車を呼んだり、病院から病院への転院したりする際の救急車搬送は、患者の国籍・人種・納税の有無に関わりなく無料です。しかし2015…
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小論文第3回 「外来語」と「カタカナ語」

 新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で止まりません。  日本政府は感染者集団を「クラスター」、感染爆発を「オーバーシュート」、都市封鎖を「ロックダウン」などと呼んでいますが、このことについて防衛相の河野大臣が、自身のツイッターで「なんでカタカナ?」と投稿すると、共感を示す「いいね」が24万件を超え…
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小論文第2回 「思う」こと、再び

 前回のコラムで「思う」と「考える」の違いについて考察しました。そして、  思 う⇒主観的・心情的な思考  考える⇒客観的・論理的な思考 ということを確認しました。この点についてもう一つ大切なことを付け加えたいと思います。次の文を見てみましょう。  a お母さんに何をプレゼントするか思う。  b お…
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小論文第1回 小論文での『思う』は禁句

 令和元年度の大学入試も終盤となりました。この時期、国公立大学二次試験に向けて小論文対策に余念のない受験生もいることでしょうね。  高校生の書いた小論文を拝見する時しばしば感じるのですが、文末を「と思う。」とするものがとても多いことです。はなはだしいのは、六〇〇字ほどの文章に五つ、六つと見受けられる…
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